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まずそもそも「気」・「血」・「水」とは、何か。
オンライン東洋医学講座7では、いよいよ東洋医学の理解を深める上での核心に迫っていきましょう。

「気」・「血」・「水」とは、簡単に言えば『身体を構成する根本的な要素』です。
西洋医学で言うところの「細胞」が生き生きと活動できるように、必要なものを与え、不要なものを捨て、流れをスムーズにさせるのが「気」・「血」・「水」であると考えられています。

「気」・「血」・「水」はいずれも、身体の中をくまなくめぐり、しっかりと働くことで、身体がうまく働くように調整し、身体を健康な状態に保ってくれています。そして、「気」・「血」・「水」の元になる原材料が「精」です。それぞれの特徴をざっと見ていきましょう。

気とは:望永航史のオンライン東洋医学講座 「気」は、あらゆるものを作る最小単位の物質で、人の身体も「気」で構成されています。「血」や「水」を働かせるのも、身体の一つ一つのパーツを動かすのも、「気」の働きだと考えられています。
血とは:望永航史のオンライン東洋医学講座 「血」は脈管を流れ、全身に栄養を運び、潤す液体です。精神を安定させる働きもあると考えられています。西洋医学の血とはよく似ていますが、異なるものです。
水とは:望永航史のオンライン東洋医学講座 「水」は、身体の中のあらゆる部分にある「血」以外の水液です。皮膚や体表を潤すのも、関節や筋、肉に潤いを与えて滑らかに動かせるようにするのも「水」の役割です。ちなみに、東洋医学では本来「水」ではなく「津液」と呼びますが、日本では「水」と呼ばれることが多いようです。

そして、「精」は「気」・「血」・「水」の原材料となる物質です。生まれ持って授かった「先天の精」と飲食物から作り出した「後天の精」があります。

気・血・水とは:望永航史のオンライン東洋医学講座

※本ページの「気・血・水」のイラストは、uatelierさんのご厚意によるものです。多謝!

「精」から作り出された「気」・「血」・「水」は、身体の中の経路や「三焦」という身体の中のいわば通路を経て、体内を絶え間なくめぐり続け、五臓六腑の働きを保ち、生命活動を支えています。「気」・「血」・「水」が適切な量と働きを維持しているのが健康な身体です。

「気」・「血」・「水」どれかの量や機能にトラブルが起きると、体全体のバランスが乱れ、健康を害します。そのため、東洋医学の治療でも、「気」・「血」・「水」の状態を診察の度に調べ、そのバランスを整えて健康な身体へと導くことが基本です。

いかがでしたか?
難しいもの・あるいは迷信として片付けられがちな「気」・「血」・「水」ですが、分かってしまえばとてもシンプルで、様々な形で理解を深めていくことができます。

次回のオンライン東洋医学講座では、「気」をもう少し詳しく学んで行きましょう。「気」の働きが分かると健康管理がとても楽になりますよ。ぜひお楽しみに!

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