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東洋医学では、人体は、様々な細胞や器官などで作られた「統合体」として捉えています。

そのため、身体のどこかで不具合が生じた場合でも、その病巣を治療したり排除したりするのではなく、病巣と関連する部位を含めて治療し、全身の気血のバランスを整えて身体全体を改善していくことを目指します。

例えば、現代人の宿敵・花粉症を例に挙げてみましょう。

季節性アレルギー・花粉症対策|望永航史

花粉症はアレルギー症状の1種として、近代西洋医学では、薬物療法、レーザー療法、免疫療法(原因となる物質を投与し身体を慣らすことで抵抗力を高める治療法)などによる、「症状を効率よく抑える(治す)」治療法が主眼となります。

一方、東洋医学では、まず、これまでの膨大な治療実績から、花粉症の症状の原因となり得る体質は、以下の2タイプが多い事に注目します。

花粉症になりやすい体質

  脾(胃腸)が弱く気血の巡りや働きが弱い

  成長や生殖を担い生命力の源である腎が弱い

そして、患者が上記の2タイプに当てはまるとすれば、それぞれの臓器を滋養することによって花粉という外邪に負けない身体を作る治療法を組み立てます。また、それ以外であれば、どこに原因があるのかを、どうすれば身体全体のバランスが良くなるかを徹底的に検討していきます。

中国の薬局での漢方処方

花粉症で来院した患者さんに処方されるのが脾(胃腸)の漢方薬だったりするので、驚かれる場合もありますが、一つの身体の中で皮膚、腱、関節、血管、筋肉、臓器と言った組織や器官が互いにつながり、連携し影響し合っているのは当然の事。この様な治療が長期的に最も効果がある事は、東洋医学の長い歴史の中で実証されている訳で、「統合体」としての心身の健康を育むことが、東洋医学の基本と言えましょう。

近年は、西洋医学でもいわゆる「体質改善」の考え方が採り入れられつつあり、色々な媒体で耳にする機会も増えてきたので、ここまでは私たちにも飲み込みやすいところですが、これだけではありません。中医学では、私達の身体の外にあるこの地球・ひいては宇宙も、実は、私達とつながっている「統合体」の一部であると考えます。

この「統合体」の意味を深く理解することこそ東洋医学の肝だと言っても過言ではありません。
後半でお話ししていきましょう。

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